Rocakbilly 泥臭さとカッコよさ
2004/02/01 Carl Perkins & Elvis Presley
昨年当たりから再開したMXでの検索は、rockabilly というキーワードから始まりました。以前、DLの肝はAudiogalaxyでしたが、例のNapster事件以来、ユーザー同士の直接取引となってしまい、ユーザのほとんどが海外であるため、実質的にDLは不可能になってしまいました。
がっくりしていたある日、フトMXをやってみようと思ったのです。MXはOLDIES系の珍しいものは、全くと言っていいほど検索では見つけることができませんでした。ところが、このキーワードを入力したところ、出るわ出るわ珍品が、それこそ山のように出てきたのです。
なるほど、今の海外のユーザーは、R & R 系のものをほとんどが、Rockabillyとしてとらえているのだなと思いました。
その後は、サブPCをMX専用マシンとして使用し、しばらくの間はつけっぱなしにして集めまくりました。そうこうしているうちに、MXは検索するだけではなく、こちらへアクセスしてきたユーザーの所有するものを確認できることを思い出し、確認することが楽しみの一つとなっていきました。
そんなある日、あるロカビリーシリーズのファイルを大量に所持しているユーザーが見つかりました。曲名を見て、これは絶好のチャンスでした。かなり根気のいる作業でしたが、少しずつそれは集まっていきました。とりあえず、このシリーズをすべて集めてみようと思い、チャンスを求めて毎日MXを起動していました。
幸いというか、内容は極めてレアなものばかりで、しかも古く著作権に引っかかるようなものはほとんどありませんでした。
さて、例によって前置きが長くなりました。それでは、Rockabillyというジャンルに属するものを、紹介していくことにしましょう。
タイトルにもある、泥臭さの代表はCarl Perkinsであり、カッコよさの代表は当然ながらElvis Presleyです。Rockabillyを起点としてElvisは、その後世紀の大スターに育っていきました。それは、やっぱりカッコ良かったからでしょう。それに比べ、実力ではElvisを遙かに凌ぐCarlは、見た目が田舎のおじさんであり、いかに作品が優れていようとも、スターとしてElvisを凌ぐことはできませんでした。
それでも、セールス面で大躍進するチャンスは何度かあったらしいのですが、その都度アクシデントに見舞われるというアンラッキーな人生で、絶頂期に置いてはElvisの人気に追いつくことはできませんでした。両者ともすでに故人ですが、Carlの絶頂期はむしろ'80代にあったように思っています。
亡くなる10年くらい前の、'85にスーパースターをバックに従えて行った、Rockabilly Sessionは、正に世紀の名作ビデオといえるほどでした。この時のゲスト出演者は、匆々たるメンバーでしたが、中でもGeorge Harrisonは素晴らしく、彼は本当にR &R が好きだったのだなぁと思ったものです。このビデオは、VHSとDVDで発売され、私の宝物の一つとなっています。
それにしても、DVDの画質は良くないですね。S-VHSの標準モードに比べると、遙かに画質は落ちる。最近のはそうでもないようですが、かなりの期待を持って購入したこのDVDの画質の悪さには、ガッカリしたものです。
(以下、続く)
2004/08/16 Ultra Rare Rockabilly
WinMXからスタートした珍しいもの漁りは、Rockabillyに関して所持ユーザーを探すことから始まり、今ではTeen Pop、Pop Vocal Group、Rockin' Inst.やDoo-Wopまで、その幅は広がってきています。しかし、S & Hに関してはほとんどそのユーザーは見つかりません。Audiogalaxyでは、かなりいたんですが......。
Rockabillyはかなりユーザーが多くて、比較的集めやすく、中でも今回紹介しますUltra Rare Rockabillyシリーズは、なかなかの人気のようです。今のところ判明している限りで、30曲入りで13枚リリースされています。
中身は、かなり古い物から、新しいと思える物までごった混ぜですが、このシリーズを全部集めるのが一時的な目標でしたね。有名な物も多少入ってますが、アーティストは有名でもわざわざ無名の曲を入れてみたりして、マニアが喜びそうな選曲をしているところは感心します。
それにしても、よくこんなに無名なアーティストがいたものだと、思わず唸るほどの内容です。私は、ピュアなRockabillyはそれほど好きなわけではないので、これまで聴いたり買ったりした物は、それほどマニアックな物はありませんでした。また、研究者も多く入り込む余地は特にないようにも思っている分野ですが、このシリーズを聴くと、比較的Rock'n Rollの味付けの濃い物まで、この分野に入れられているのがよく分かります。
この中で特にビックリしたのが、Art AdamsというアーティストのRock Crazy Baby ( '59 )という曲でした。何と、あのThe Stray Catsの出世作Rock This Townの原曲と思えるほど、そっくりなんですね。その後、Art Adamsという人はかなりの曲数を残していることが分かりましたが、資料も何もなくてディスコグラフィやバイオグラフィなど何も分かっていません。また、C & W調の曲も多いので、純然たるOne Hit Wonderと呼ばれる人でもないようです。
恐らく、このシリーズはCD化もされていると思われますが、音源はほとんどレコードのようです。入手する機会があれば、是非聴いてみてください。