トラブル対策記

2004/02/20
 2004/02/11に襲った大トラブルは、その前の未曾有のトラブルから立ち直った後突然襲ってきた。NewPCの購入組み立て入以来、安定=暇になることはほとんどなかったといってよい。旧PCの環境に近づけようとするたびに、トラブルが相次いだ。旧PCでのトラブルの主なものは、IEやExplorerが突然落ちることであり、これはパッチが公開されているものの、当てても解消されなかったが、ハード的なトラブルはほとんどなくなってきていた。
 しかし、NewPCではIEやExplorerが突然落ちることも持続し、さらにブルースクリーンが頻繁に表示されるという状態であった。ブルースクリーンは、ハードのトラブルの時に表示されることから、第一に疑われたのはMemoryだった。NewPCのChipsetであるNVIDIA nForce2は、Memoryとの相性がVIAやSiSよりも厳しいというのが定説だったからだ。ただちに、Memtest-86によるチェックを実施したものの、幸い(?)エラーは検出されなかった。
 次に疑われるのは、電源である。PCケースはそこそこの価格のものを購入していたし、付属の電源のうたい文句は"本物の400W電源"である。以前ほど内蔵ドライブも追加していないし、容量不足も考えられなかった。
 トラブルのきっかけは、NewPCでのネット接続で、Windows UpdateとMy Home Pageのすごいカウンターが全く表示されなくなったことだった。WEBのトラブルかと思ったが、念のため旧PCで接続してみると、何の問題もなく接続されるのである。このときは、旧PCにまで大トラブルが襲ってくるとは、夢にも思わなかった。

 ところで、2000年の春にPCを購入以来、トラブルと対決するためにPCに電源を入れていたような気がする。マシンも3台目になり、それぞれ特徴を持っている。性能はもとより、トラブルの起き方までそれぞれ異なっている。そんな各種トラブルのために、今回はついに壊滅的な打撃を被ってしまった。そのため、こんなページを立ち上げることになってしまった。自分が忘れないようにするためでもあり、また、何かの参考になればとも思っている。

 さて、ネット接続のトラブルに対して最初試した方法は、「システムの復元」である。2〜3日前から発生しているので、とりあえず思い当たるポイントまで復元してみることだ。ところが、現在の環境になってから初めて試した復元は、どのポイントでも失敗に終わったのだ。以前Meの頃、ほとんど失敗する「システムの復元」は使い物にならないと断定していたが、XPになってから成功率は格段に高まっていたので、今回も簡単に復元できると、そう思っていた。
 しかし、システムになにか重大な問題が生じたときは、どういう訳か失敗ばかりするのだった。まさに肝心なときに役に立たないのが、「システムの復元」だったのだ。
 今回も、ことごとく失敗する画面を呆然としながら眺めるのみだった。結局問題は解決せず、OSの再インストール後、やっと元の環境まで近づきつつあるのに、また再インストールなんて、よっぽどOSインストールが趣味だという人でもない限り、ごめん被りたい。こういう時のためのバックアップだ。幸い、トラブル直前のデータをとってある。使用アプリは、「HD革命4」「True Image」「B's らく〜だバックアップ」の3種類だ。
 ところが、ファイルシステムをNTFSにしてからというもの、どのバックアップも失敗していたので、今回こそは成功してほしいと思って実行したが、あえなくすべて保存されたデータは、エラーとなり復元は失敗したのだった。
 万策尽きて、あと残された道はOSの再インストールしかなくなってしまった。しかし、なんとそれ自体に今回は前回にもましてトラブる始末だったのだ。
 
2004/02/23
 NewPCでは、OSのインストールが最初からうまくいかなかった。その原因は、NTFSでフォーマットしてあるHDDを使用したからと推測している。最近のようにパーティションが32GBを超えてしまうと、NT系OSではFATでフォーマットできない。そのため、9x系OSの起動ディスクからfdiskが使用できなくなり、フォーマットができなくなる。そして、NT系OSのインストーラーからだと、どういう訳かNTFSでフォーマットできず、結局FATでフォーマットするしかなくなったのである。
 この問題を回避するには、どうやら9x系のOSであらかじめFATでフォーマットしておいて、9x系OSの起動ディスクからfdiskを使用しパーティションをきって、フォーマットするという手順が必要のようである。
 この結論に達するまでの試行錯誤には、膨大な時間を要することになってしまった。あいにくと私の所有しているインストールCDは、ブートイメージがないため、FDから起動することになる。FDは6枚も使用するため、読み込みにかなりの手間と時間が必要になる。そして、フォーマットに失敗すると最初からやり直しになってしまい、またFDから起動しなくてはいけなくなるのだ。
 今回はSP1適用済みのCDからインストールしようとしたが、起動FDが異なっていることに気がつかず、何度もやり直しをしてしまった。要するに、SP1適用済みのCDからインストールするには、専用の起動FDが必要だったのだ。結局、SP1否適用のCDからインストールし、SP1を再度当てなくてはならず、膨大な時間を浪費してしまった。
 その後のUpdateも大変である。これに懲りて、HD革命のバックアップをCD-Rから起動できるようにすることにした。しかし、ある程度環境が整ってくると、Cドライブの容量も増えるため、何とCD-Rを7枚も使用することになった。
 今日あるサイトで、XP SP1のブータブルディスク作成では、NTFSでできないことがあるとの情報を得た。必ずそうなるわけではないようだが、やはり環境によって発生し得るといことなのだろう。どうやら、FATの方がデメリットを凌駕するメリットがありそうである。
 また、新たなトラブルとしてはNSWのインストールが失敗したり、インストール後にトラブルが多発することである。これは、メーカーでも完全な対策法がないとしており、再インストールが最終的解決法だが、肝心のインストールにも失敗することが多い。2002バージョンの頃はこんなことはなかったが、2003と2004は機能強化されたせいか、トラブルが絶えないようである。困ったもんだ。
 次回は、MainPC2を襲ったトラブルについて、まとめてみたいと思う。

2004/02/28
 MainPC2を襲ったトラブルとは、CドライブのWin2000に入っている専用のオートデフラグ(OS標準のデフラグを自動で実行し、終了後電源オフできる優れもの)を、全ドライブにかけたところ、C,D,E(同じドライブのパーティション),F,G(これのみNTFSで、他はFAT32)のうち、D,E,Fのファイル読み取りが全部だめになり、フォルダがすべて空の状態になったというものだ。
 DにはXP、EにはMeが入っており当然起動不能になり、もっとも痛かったのはFにあるデータが全部消失したことだった。通常は使用することのない古い圧縮ファイルは、以前使用したり、現在も使用したりしているアプリであり、ついうっかりバックアップしていないものも多数あった。
 これが、何十GBというデータが全消失したのである。以前、NortonのSpeedDisk(9x系に採用されていたデフラグの高機能版)でも一度経験があるだけに、今度こそデフラグの怖さを思い知ったのであった。
 消失しバックアップがなく、現在も使用しているのはSoundEngineとCDexの旧バージョンである。ネットで探した結果、CDexは何とか見つかったものの、SoundEngineは見つからなかった。茫然自失の体である。ここで、フト思いついた。そうだった、確か雑誌のCD-ROMに収録されていたはずだ。幸い、すべて保管してある。データの管理はやっていないものの、時期がわかれば探しやすい。そこで、それを引っ張り出し、何枚かドライブにセットして探してみた結果、使用していたバージョンが見つかった。やれやれ。
 残りのデータは、念のため「復元」を使用して救うことを考えてやってみた。とりあえず、抽出された訳のわからないものは、別のドライブに収録したものの、ファイル名などはほとんど壊れていて何がなんだかわからない状態になっていた。
 これでは、いったんあきらめるしかない。悔やむことがないように、過去のことは極力忘れることにしよう。ものによっては、ネットで見つかることもあるだろうし......。
 この事件での教訓は、データドライブにデフラグをかけてはならないこと、マルチブート環境で起動しているドライブ以外にデフラグをかけてはならないこと、以上の2点である。なんにせよ、OS標準のデフラグでこのようなことになったことは、大変なショックである。それにしても、1台のみのNTFSドライブが無事だったのは、なにかファイルシステム上の問題がありそうな予感がある。たとえば、FAT32とNTFSの混在はまずいとか、FAT32はデフラグで消失することがあるが、NTFSは大丈夫だとか。
 以前の消失は、かなり「復元」で復活することができた。今回は量が多すぎてやる気がしなかった、というか茫然自失の状態だから当然かもしれない。気を取り直して、OSを再インストールしたが、XPは特に問題なかったものの、Meはシステムエラーで不可、いったんあきらめていた。それを、昨晩から今日にかけて、あきらめきれずに再実行したところ、その原因の一端が判明した。
 それは、USB機器を電源オンし、接続したままセットアップしたことにあった。電源オフのまま実行したところ、うまくインストールできた。これで元の環境に戻れるかと思いきや、そうは問屋が卸さなかった。
 Me起動後、この問題のUSB機器を接続すると、再度システムエラーが発生するのだった。これは現在調査中である。判明次第、追って報告することにしたい。