PC 換装記
2004/05/01
いくら努力しても報われないときもある。今回のFan取り付け騒動は、まさにそのとおりになった。騒音を我慢すれば、CPU温度が5度下がるという効果はあった。しかし、たかだか5度下げるのには騒音がひどすぎた。回転数を下げるアダプタもうまく動作しなかった。かなり無駄な買い物をしてしまったが、効率よくPCケース内の温度を下げれば、CPU温度も下がるし、どうすれば下がるかも大体は分かった。
ああでもない、こうでもないと試行錯誤の結果、結局、高速の8cm Fanは2個とも取り外し、新たにどこでもステイ式の増設器具を使い12cm Fanを内部に増設、CPUとチップセットに直接風を吹き付ける位置に設置、PCIスロットに取り付ける排気Fanを増設して、ひとまず今回の換装は終了とした。
結果は何とか50度を下回ることができた。しかし、作業をすると50度台に上昇してしまう。また、その他のソフトウェア式CPUクーラーも試してみたが、どうもNVIDIAのチップセットには効果が無いことが確認されただけだった。しかも、これらを使うとMSIのツール以外でも、CPU使用率が常時100%になってしまうことも判明した。
それから、ある一定の騒音レベルのFanは複数設置しても、騒音が増えることはなかった。しかし、1個でも騒音の大きいものを増設しただけで、騒音は増えた。例えば、30dBを2個設置しても60dBにはならず、ほんの少し増えるだけだが、40dBを1個でも増設すると、確実に増大するということは計算上で分かっていたが、それを実際に確認することとなった。
そういった意味からすると、いくらかの出費は伴ったが、新たな勉強になったといえる。いずれは、静音PCを目指す選択肢も眼中に入ってきたかもしれない。
2004/05/02
ものはついでか、PCケース内部の空いたところへ両面テープで8cm Fan(with LED & Vol. Control)を2個増設した。増設する場所により、内部の空気の流れが変わるので、どこがいいかはいろいろやってみなくては分からないが、少しはよくなり2度ほどCPU温度は下がった。
今度は失敗しないように、回転数制御ができるものを選び、騒音が消えるところまで下げて使うことにした。それにしても、こんなにFanだらけでどうなるんじゃあ!!という気がしないでもない。ソフトウェアクーラーが動作すればこんな苦労はしなくてすむのに......。
これでこの連休の初日に思いついたことは、試行錯誤したが一応の成功を見たようである。当分は、PCケースをあけなくてすむのだろうか?
2004/05/07
結局連休の間中、Fanの取り付け位置をあれやこれやと試してみて、最も効果がある位置で妥協することとなった。次から次へと、ああしたらどうか、こうしたらどうかといろんなことを思いついては試してみて、効果があったりなかったり、逆効果になったり、実に様々な状況になり、どれもこれも帯に短し襷に長しだった。
Fanの交換や増設は騒音とバーターで、できるだけ騒音を少なくすれば、冷却効果は全くないどころか、PCケース内の空気の流れが変わり、努力するだけの見返りがないことだけは認識できた。それほど極端に高い授業料ではなかったが、単なる暇つぶしに終わった感が強い。
それでも試行錯誤することは、何らかの副産物を生むことも多い。CPU温度の測定にはM/BメーカーMSIのツールを使用したが、どうもあんまり正確ではないような表示の仕方だった。そこで、現在の環境になってからインストールできなくなっていたMotherboard Monitor 5をインストールしてみたところ、今度はあっさりとインストールできたのだ。そして、CPU温度を表示させると、こちらの方が納得のいく数値を示したのだ。果たして、どちらが正確なのだろうか?
その他の副産物としては、ソフトウェア式CPUクーラーに関してMSIのツールも含めて、ある程度知識の進展があったことだ。有料のものがほとんどなので、以前使用してみた無料のCoolONを再度使用してみることとしたが、この手のものはクーリングの仕組みから、CPU使用率が100%になってしまうという大きな欠陥があることが分かった。
CoolONだけはこのようなことはなかったが、残念ながら効果がなかったり、副作用が大きかったりで、満足のいく結果にはほど遠かったのは残念だ。NVIDIAのチップに関しては、betaバージョンのまま、開発は滞っているようだ。このあたりにも、その仕組みの難しさが窺える。
Fanの具体的な設置は、購入したものができるだけ無駄にならないように、MAINPC2にも増設してみたので、データはMy PC Infoを参照して欲しい。
結論、空冷によって満足のいく結果は得られないということ。どんどんCPU温度は上昇しているようだし、HDDの増設による温度上昇も無視はできない昨今の状況である。いずれは、水冷の時代が来るのだろうか? 車と違って、そんなに簡単にはいかないように思うがどうであろうか?
2004/05/08
7日にやったことは、MAINPC2に取り付けてあるCD-R/RWドライブSONY CRX175Eのファームウェアをアプデートさせたこと。毎日チェックしている連邦のBBSに情報があり、それに従いマイドライブのバージョンを確認してみたところ、何とアップしてるではないですか!!
しかし、古いドライブのためか日本のSONYのサイトで公開されているものではないのですねこれが。まっいっか!という感じでDLしてアップしてみました。別段何の変哲もないけど、WinCDRで確認すると確かにアップしてました。
重大な欠陥でもあれば別ですが、何もなくとも最新の状態にあるのは精神衛生上いいことです。それにしてもなあ、何で日本のSONYで公開されてないのか不思議だね。
ところで、ファームウェアのバージョン確認をしたところ、何ともう1台のTEACが認識されてないのを発見、やれやれまたPCケースの蓋を開けなければならないのか...。原因は、電源ソケット部分の接触不良でした。差し込み直しで直ったので一安心ですね。
ついでに、TEACのファームも見てみたけど、アップはしてませんでした。TEACの方がトラブっているのにね。ものはついでと同じバージョンを入れ直してみたところ、スンナリ終了。なぜか、以前ファームをアップしてから調子が悪くなっていたような気がしたもので、どうなんですかね。
CD-RやDVDなど使う気が最近失せてるもので、いつその効果が確認できることやら。それと、PC換装とは関係ないけど、以前から気になっていた、ページの背景を固定する方法を、最近娘がHPを開設し、いろいろ調べてたら分かったとかで、逆に教えてもらう始末でした。
う〜む、ライオンの親の気持ちが分かるような出来事だ......。
2004/05/29
久しぶりでこの項をアップすることに。前回以来今日まで特に書くほどのこともなかったが、結構あちこちいじってましたね。どうしてもCPU温度が気になり、最終的にはついにサイドパネルをはずしてみた。しかし、思ったほど下がらないのが悔しい。埃のデメリットとバーターだから、つらいものがある。
どうしても諦めきれないのが、最初に買った爆音8cmFanのこと。ファンコントローラーを使ってみたいと、このところもやもやしていたが、ついに意を決してヨドバシカメラに行ってみた。ところが以前はたくさんあったはずなのに、いまではほとんど無くなってしまっていた。
取り付けようと思っているのは、空いている3.5インチベイに取り付けるものだ。しかし有るのは後部にブラケットで取り付けるものだけ。これでは操作もしにくく、PCIスロットをただ無駄にするだけで面白くない。
そこで、横浜駅西口のソフマップへ行ってみたところ、オウルテックのものがただ一種類置いてあるだけだった。う〜む、この状況はこの種のものを求める人が非常に少ないという証ではなかろうか? ともかく、値段も手頃なので以前M/B等を購入したときのポイントも使って購入した。
帰宅して早速取り付け、前部の吸気ファンを爆音ファンにチェンジしてコントローラーに取り付けた。調整をしてみると、最低の位置で爆音は消え、取り外したファンよりも風量は多い。これは理想的である。とりあえずこのままケースの蓋を閉めてみた。
効果の程は? HDDの温度は下がったものの、CPUが下がる程までには至らなかった。そして、例によっての試行錯誤が始まった。結局、現在の構成は、CPUの前のところに12cmをぶら下げ、LED付き8cmは内部循環用にシャドウベイの空いているところに貼り付け、6cmを電源の吸気部分に貼り付け、今回は終了となった。
この状態で、サイドパネルを開放して、現在47度を保っている。50度を切るのが目標だったから、何とか達成していることになるが、どうもPC本体を置く位置にも問題があるようだ。しかし、極狭の我が家のこととてこれ以上の状態は望めない。
残念だが、とりあえずこれで終了だ。でも、購入したものは最大限に活用できているので、まあこれで良ししなくてはね。
2004/05/31
試行錯誤の連続はまだ続いた。一部の電源には、デュアルファンが搭載されているものがある。吸気と排気だ。それに習って、吸気している部分に余ったファンを両面テープで取り付けてみたのが、今回の試行錯誤の一つだった。
理論的には、こうすれば排気の効率も上がり、結果としてPCケース内の温度も下がるはずだったが、CPU温度の変化は全くなかった。そうなると、全く無駄ということになり、電源も消費するし意味がない。結局、最終的に取り付けた6cmファンは取り外すこととなった。
以上、PCケース内の温度を、空気の循環をよくすることで下げ、その効果でCPU温度も下げようとする目論見はもろくも挫折してしまった。やたらにファンを増設しても、大した効果も無いことが最終的に確認できた。CPUファンの口径を大きくするアダプタも売られているが、ヒートシンクからの距離も重要で、ファンの口径を大きく高速にしたからといって、必ずしも効果が無く、まして12cmファンに換装したりしても、風がうまく当たらないこともあり、これも効果はなかった。
実に難しいものです。しばらく今の状態で様子を見ることにしたいですが、果たしてどうなることやら......。また何か思いついたらやってみることにしましょう。
2004/06/01
最後の悪あがき。ホントのホント、PCの温度対策最終版が早くも登場と相成りました。これでダメなら泣いて諦めよう......。というわけで、後部の排気12cmファンを強力なものに換えてみました。
メーカーはSANYOで、付属していたものよりかなり高速です。ノイズレベルも、当初購入し使用を断念していた8cmファンと同様の40db。普通ならうるさくて使用できないだろうと思われるもの。
これが取り付けられるのも、ファンコントローラー有ればこそです。つまり、状況によって静音性を犠牲にしても冷却能力を優先させたい場合は、コントローラーを最大にし、普段は最低にしておくと、バランスのとれた冷却能力が得られるという、カスタマイズ性にすぐれた使用が可能になるというものです。
で、結果はというと、サイドパネルを閉めても何とか使用範囲内の温度を維持できるようになりましたね。それと、排気能力のアップは吸気能力との相乗効果があり、HDDの冷却能力が格段に上がりました。
現在内蔵HDDは内部空気の循環性を考えて、シャドウベイは2個(最多は4個)使用としてます。メインドライブの温度はアイドリング時で約20度、サブドライブが約26度と快適な温度となってます。HDDの耐熱温度は約55度なので、通常時に40度を超えているとイカれる可能性がかなり高くなります。CPUはAthlonなら50度前後なら特に問題なし。できれば40度代にしたいところですが、部屋の温度や設置場所との絡みもあり、なかなか安定して40度代を維持するのは困難です。
これで、しばらくの間楽しんだPCの温度対策も終了です。余ったファンは、どれかが壊れたときにでも流用することで無駄遣いは防止できるものと思います。