PC 換装記

2003/12/15
 早くもPCケースを購入し、突貫工事で換装したばかりのNewPCと入れ替え、旧PCは元の鞘に収まった。取り付けに慣れたこともあって、特に問題もなく終了したはずだった。ところが、FDDケーブルの取り付けに失敗してピンを曲げてしまい、あえなく買い直しとなる。まったく、余分な出費だ。
 新しいケースを購入する際に迷ったのが電源の容量だ。できれば実質350Wの現在のものより上をねらいたい。売っていたのは400Wが少しあるのみで、大半は350Wだ。デザインももちろん気になるが、少ない400W内蔵で、別に購入するのも面倒なので、FAN付きを選びたいところ。それも大口径のものの方が音も静かだろうし、そうなるとこの条件に合致するものは一つしかなかった。
 購入後、持って帰るのが結構重くて大変だった。お店からの距離は徒歩で7分位なのに、体調不良の身にはこたえた。帰宅後、まず電源のメーカーを調べなくてはならないが、ケースの仕様でなんと取り外さないとよく見えない。はずしてみると静音電源でAthlon対応と書いてある。メーカーはよく知らない。内蔵されたFANと同じメーカーだった。後部FANは大口径12cmで、前面は8cmが2個もついている。これは冷えそうで、ほぼベストのものといえそうだった。
 デザインも前面がブルーのアクリルでカバーされており、なかなかキレいである。ベイは5インチx4、3.5インチオープンx2、同シャドウx4とオーソドックスだ。高さは、現ケースと全く同じで、シャドウベイが一つ多いのは、HDDの間隔が狭いためで、前面FANによる冷え具合に少し不安がある。
 温度を測ってみると、CPUは同じようなものだが、HDDは旧ケースが前面をフィルター付きオープンにしていたことと、HDDの間隔が広かったこともあって、それよりも約8度ほど高い温度である。現在27度とさほど問題はないと思えるが......。
 さて、NewPCも落ち着いたし旧PCのリカバリーだ。テストのためCドライブを使っていたので、これをHD革命のバックアップから復元すれば、いとも簡単に元に戻るはずであった。ところが......CRCエラーとなり無理矢理復元してみたものの、CドライブのWin2000はシステムエラーで起動しなかった。Dドライブに入れていたWinXPは、Cドライブルートのブートデータが無事だったおかげで、起動した。とりあえず今日はここまでだ。もうじき夜が明けそうな時間になっているので寝ることにしよう。

   以上が、12月14日の早朝までの出来事である。

2003/12/16
 休日は何時に寝ても早くは起きられない。脳の中がドヨ〜ンと澱んでいるようでスッキリしない。とは言ってもお昼近くには起きることになるが.....。
 さて、旧PCの復旧だ。2000を起動するとシステムファイルのいくつかが壊れているので、再インストールしてくださいとのブラック画面だ。ここで有効なのは、バックアップをとっていたsystem32フォルダの中身をそのまま上書きしてみることである。この方法は以前、XPのSP1を当てるときに例の件でエラーとなったときに試してみてうまくいった方法で、効果てきめんである。
 ところが、あいにくとバックアップデータが、NewPCのHDDに入っている。取り替えるのも面倒なので、LAN経由でコピーしてみることにした。しかし、肝心のLANがうまくつながらない。LANは一度トラブると始末に負えない。結局、あーでもないこーでもないと、あちこちいじってもダメだったが、唯一サブPCを介してつながったので、この方法でコピーし2000のsystem32を全部上書きしてみた。
 思った通りで、この方法で2000は何事もなかったように起動したのだ、してやったり!!このsystem32のバックアップは多重ブート環境のみで、通常のバックアップツールで可能だ。要するに、バックアップするOSと違うOSを起動して行うわけだ。シングルブートでは不可能な技だ。
 この後やったことは、定番の復旧手順で、トラブったのはNorton SystemWorksだが、これは再インストールすればよいのでアンインストール。とりあえず、普通に2000が起動した時点でお終い。
 そして、2台のPCを一つのマウスとキーボードで操作するための安価な切替機を買いに行った。しかし、何でこんなに高いのというくらい高い。たかだか切り替えるだけのものだぞ、部品さえあれば自作も可能な程度のものではないか?
 よく見ると、VGA切換とセットになっているため高いのであって、マウスとキーボードだけのはないのであった。アキバならあるんだろうけどね。で、最も安い約7,000円のものを購入した。切換はキーボードのCtrlキーを2回押すタイプを選択、いちいち本体のスイッチを操作するなんてナンセンスだから。
 さて、切換はキーボードはうまくいったものの、マウスがダメだ。このところUSBマウスが認識しないというトラブルに見舞われている。自宅のPCはいざ知らず、職場のPCも同様である。まともに認識しないのばっかりで、返品の山だ。やむなく、NewPCはこれまで使用していたものを直接USBで接続し、旧PCは先日認識せず使っていなかったものを、PS/2アダプタ経由で接続したところ、何とか使えるようになった。マウスくらいは2個でもやむを得ないか......。
 今日の作業はこれまでかな、いささか疲れた。明日は帰宅してから、内蔵HDDの整理をするつもりだ。

 以上が、12月14日の深夜までの出来事である。

2003/12/17
 いよいよ完成に近づくNewPCと旧PCの2台操作、かつてある種の憧れがあったものである。完璧かどうかはともかく、今日はそのひとつの作業であるHDDの付け替えだ。NewPCから取り外すHDDは、主にDLしたアプリの保存やHDDのバックアップデータ用に使用していたドライブなので、大半が旧PCで使用する内容である。今後のDLはNewPCで行うので、このフォルダと他少々をFire File CopyでNewPCへコピーしてから取り外す。4台取り付けてあったシャドウベイが一つ空いたので、Cドライブとの間隔を開けた。こうすると、少なくともCドライブの温度は下がるはずである。旧PCのシャドウベイは3個なので、3番目にCドライブとは離して取り付ける。これで、一応の完成だ。
 さて、XPを起動してその効果を見るとズバリ予想は的中、NewPCのCドライブの温度は20度を下回るほどだ。旧PCの方も離してあるので温度の上昇は見られない。低いときは15度くらいまで下がる。それにしてもSAMSUNGのHDDは優秀だ、これまでの使用ドライブ中では最も高速で、温度も上がりにくかった。今度の環境ではさらに温度は低くなる。NewPCのMAXTORと比べるとさすがにUltraATA100と133、キャッシュ容量の条件に差があるため性能的に及ばないが、十分なパフォーマンスだし、形状も熱がこもりにくくなっており、HDDの大敵とされる熱問題はクリアされる。
 唯一の不具合であったIEEE1394については、接続方法がディジチェーンであることから、PC本体のポート数は1つで足りるので、再度オンボード(ポート数は2だが、4ピン1と6ピン1)のブラケットを取り付けて接続してみた。やはり、OS起動の度にドライブが認識されたりされなかったりする。思案の結果、2台あるうち接続する順番を変えてみたところ、正常になったようである。PCIボードは旧PCへ移設が決定だ。
 これで完成を見たMy PCであるが、ではNewPCの体感速度は変わったのか? 条件は一致してはいないが、とにかく両方のPCを起動して比較してみると、大量のmp3ファイルを置いてあるフォルダを開くときに、かなりの速度差が感じられるほどNewPCは高速である。また、スーパーπの104万桁も47秒と、旧PCの1分15秒を遙かにしのぐ、FFXiベンチマークでも約1.5倍の高速化が認められたし、またブラウザを起動したときの描画速度もアップしたしで、全般的に満足のいく結果となった。導入に際しトラブルがあり決して順調ではなかった点も、逆に完成時の喜びに変わったので、いわゆる感激もひとしおといったところである。

 以上、12月15日をもって一応の完成である。

2003/12/18
 今回のPC換装は遠回りとなったが、結局NewPCを1台組んだのと同じ結果となった。ケースを新調したためその分が予算をオーバーしたが、他の部品を流用することで約7万円ほどで、AMD最後のSocketAプラットフォームであるAthlon 3200+マシンを入手できたことになる。
 完成に至るまで、二次的に発生したうれしい出来事や勉強になったことなどもまとめておきたい。
a CPUの熱を集めて排気するフードは、中の空気の流れを悪くするため、逆効果だったこと。
b 旧PC購入時、ディスプレイとの相性が悪く、ノイズだらけだったG/Bを再度取り付けてみると、アナログとしては意外にキレイだったこと。
 当時の環境と違うところは、OSにインストールしてあるドライバの違いとXPのSP1適用後であること位なので、とんだ拾いものだ。
c FDが認識されなくなり、その原因はケーブルを差し込んだときピンを曲げてしまったためと思われるが、このときピンが一本ないことに気がついた。
 新しく購入したものもなかったので、もともと一本は足りないのが普通だったこと。
 もっとも、曲がったピンをまっすぐにして正しく接続しても認識しないので、これは壊れたものとしか思いようがないが。
d ファンやHDDの取り付け方の工夫によって、温度がずいぶん変わること。
e G/BやHDDの性能も、CPUやメモリーの性能にかなり左右されること。
f OS標準のドライバが周辺機器と相性が悪いと、対処の方法がないこと。特に独自ドライバのないIEEE1394は絶望的。
g せっかくケースについているUSBポートは、接続端子がバラだとつなぎ方がよく分からず、使い物にならないこともあること。
h USB機器も相性によって、使い物にならないことがかなり多いこと。
 等々、今後のPC生活に役に立つことを多く学んだ。

 これで、Explorerが落ちなければなあ......OSのバグだからといってパッチ当ててもダメだし。これ以外は快適になりつつある。

2003/12/28
 まだ続くNewPCの換装というか、いじくりか? オンボードのIEEE 1394はドライブを認識したりしなかったり、その都度電源を切って入れてとどうしようもない。ドライバファイルを探し、旧PCのものを強制的に上書きしてみたがダメ。結局、あれこれ考えた末旧PCについてきたコンボボードを取り付けてみた。以前はあまり調子イイとはいえなかったが、今のところ少なくともIEEE 1394はすんなり認識しているし、USB 2.0も特に問題はない。しかし、M/Bについている増設用ポートに接続したものは、正常に機器を認識してくれない。PCケースの前面に増設用のポートがあり、これをM/Bに接続しても認識されない。それにしても、USBの内部用コネクターはバラなので接続方法がサッパリ分からない。これ以外ないはずだと思って接続しても、認識しなければどうしようもない。結局、とりあえずあきらめて防塵用のキャップを取り付けた。
 次に、サブPCに接続したUSB 2.0の外付けCDRWをじっと見ていたら、どうせ使っていないんだから中身を取り出して、NewPCのセカンダリースレーブへ取り付けてみようと思った。早速実行に移したものの、ケースには取り外すべきネジが全くないではないか。よく見ると、ただ何となくはめ込んだだけのようなヤワいケースだ。取り外せそうな前面のカバー部分をこじったところ、はめ込み式であっけなくはずれた。そして、ケース横の切れ目があるところにマイナスドライバーを差し込みひねると、ケースがかぱっといった感じではずれた。なんという安物の造りのケースだろうか。
 あとはさっさと取り外して、NewPCに取り付けるだけだ。ところが何と、スレーブコネクターがドライブまで届かない。マスターには届いているのに、スレーブコネクターがマスターから離れすぎているのが原因だった。そこで、M/Bに付属してきたものと取り替えることに。見てみると、こちらはちょうどいい長さで、うまく取り付けられた。書き込みや読み込みテストはこれからやってみるところ。
 PCの切換に購入したChangerも当初認識しなかったマウスが最近は認識されるようになり、キーホードとともに一つですんでいて非常に便利だ。切換は、Ctrlボタンを2回押すタイプだからChanger本体を手元に置く必要がなく、これもうまくいっているという実感。やっぱり、慣れ親しんだCDR/RWドライブは2台の方が使いやすい。
 これで、年内はいよいよやることはなくなったかな?

2003/12/29
 まだあった。認識が悪いオン・ボードのIEEE 1394に愛想を尽かし、2台とも旧PCへ移したが、1台は使用しない。どちらかといえばNewPCの方で使いたいので、長めのケーブルを今日購入し、NewPCの方へまたまた移設した。接続先は当然Combo Boardの方で、オン・ボードと違って順調に認識される。
 それにしてもこのドライブの容量はたったの40GBだから、すぐいっぱいになってしまう。これを購入した頃はまだサブPCを使用していた頃で、それなりの容量だったのにね。今では120GBでさえもすぐいっぱいになってしまう。このまま延々と容量を増やしていっていいものか? 幸いまだドライブが完全にお釈迦になったことはないが、いずれはと思うと心配だよ。
 PCに内蔵するものはほどほどにしておかないと、熱や電源容量の問題でシステムに影響が出やすいしね。でも、外付けは割高になるし、その辺のバランスが難しい。
 そんなわけで、My PC Infoもまたまた修正です。これで落ち着くかな?

2003/12/31
 今年のPCいじり納め。サブPCに接続していたSCSIのHDD30GBは、NYのキャッシュ用に使っていたが、今後はMX専用とするので必要なくなった。そこで、データをFire File Copyで移動して取り外し、Main PC 1へ接続した。
 このところHDDが分散してしまったので、ここで30GBの補填は大きい。当然にNTFSで再フォーマットして、無事使用可能となった。やっぱりSCSIはトラブルが少ないね。早速他のドライブを圧迫しているデータをFire File Copyで移動して、今年のPCいじりは完了した(多分)。