NewMachineとの格闘

2002/06/29
 約2年間使ったFirstMachineに加え、今年の4月に念願のNewMachineをネットのBTOで購入した。肝心のCPUはアンチ・インテル派の私としては当然AthlonXPである。注文の時点では最高だったAthlonXP2000+である。1stMachineはK6-III 450MHzだったから、パフォーマンスの体感アップ率は相当なものです。ただし、今日まで各種のトラブルに遭遇したのも事実で、試行錯誤の末ようやく安定したところ。
 結論から先に書こう。最も「こいつは速い」と思われたのは、MP3エンコードであった。エンコーダーとしてLameの最新バージョンを使用し、VBR、クォリティーは標準に設定、K6-III 450MHzではほぼ曲と同じ時間でエンコードされていたものが、ものの数秒で完了してしまうのである。世界最速のエンコーダがどうのこうのというレベルの問題ではない。それこそあっという間に終わる。また、各種の検索が高速化、ウィルスや不要ファイル、NortonのWinDoctoruなどの検索がすごく速くなった。こいつはうれしいよね。その他、MP3を聴きながらの作業も何の支障もなくでき、DVDもコマ落ちせず再生可能、とあらゆる面でパフォーマンスアップといいことづくめ。これで価格は1stMachineとほぼ同じというんだからすばらしい。
 とすれば、何が格闘なのか?しかし、最初からそう甘いものではなく、初心者の頃遭遇した各種のトラブルは形を変え襲いかかってきたのです。それはまた次回に......
2002/07/21
 基本的に特段の問題はなかった。しかし、オプションとして追加したUSB2.0とIEEE1394のコンボボードに問題が生じた。旧マシンから使用していたUSB2.0のHDDが起動しないのだ。何度認識させるためつなぎ変えても途中でハングアップする。思案の末、すでにNTFSでインストールしていたOSのファイルシステムを以前のFAT32にするためアンインストールし、再インストールしてみた。しかしダメ。さらにやはり以前から使用していたAdaptecのボードを追加してみる。このとき再起動しつながるかどうか判明するまでの瞬間の気持ちは、何にたとえたらいいのだろう? 固唾をのんでというのかね、とにかく何とかつながった、やれやれ、といった感じ。
 現在判明しているのだが、WindowsのレファレンスドライバよりもAdaptecの専用ドライバの方がパフォーマンスがいいらしい。ただし、転送速度を計測出来ないし、使用上はそれほど明確にはわからない。また、転送速度こそ理論上60MB/sであるものの、同じE-IDEのHDDを内蔵したものと、外付けのケースに入れたものとで比較すると、USB2.0接続のHDDは3分の1程度の速度になってしまう。何か未だに判明しないもやもやの様なものが感じられる。
 次に控えしトラブルが、なんとディスプレイの表示だ。内蔵したグラフィックボード(GB)はGeForce2 MX400で、デジタルアウトなしのものだった。このアナログアウトがまったく相性が悪く画面がちらつく、揺れると最悪のものだった。このトラブルにより、これまであまり興味のなかったGBに関しての迷走が始まるのです。
 ディスプレイにはデジタルインプットがついているのだから、これを使わない手はない。デジタルにすればこの問題は一気に解決するだろう、そう考えたのが甘かった。そうは問屋が卸さなかったのだ。それはまた次回に。
2002/08/09
 とにかくデジタルアウトのついているGBを購入すべくショップへ向かった。予算は上限1万5千円まで。知っているのはGeForceのみ。ビデオメモリーは現在のモノより多い方が良さそうだ。現在は32MBだからその上だ。ショップへ着き売り場へ到着、何種類かある中で値段とスペックに見合うモノを探す。安価なのはやはり玄人志向のモノだ。このブランドは以前秋葉原で初めてパッケージを見て、非常にいかがわしい印象を持った。このときは探していたモノがほかになかったので購入したが、結局認識されなかった。モノはUltraATA100のRAID CARDだった。当然ながら中身もいかがわしく、日本製ではなくマニュアルも英語で書かれていた。会話はダメだが普通の英文は特別苦手というほどではないが、パソの英語はチンプンカンプンである。まったく手出しすら出来ないこともある。それでも普通に装着して認識しておれば、このブランドに対する印象も別のモノになったであろう。ただ、開発のコンセプトがものすごくユニークで、欲しいと思うモノは結構ある。
 さて、このいかがわしい玄人志向のGBはGeForce4 MX440で、条件をすべ満たしておりほかにはなかった。同じメーカーのモノなのでちょっといやな感じはしたが、この時点でトラブるとは思っていない。デジタル用のケーブルも購入し一目散に帰宅。接続やインストール作業はいつものこと、早くもデジタルのキレイな画面が目の前にちらつく。期待に胸弾ませながら電源オン、起動前の黒い画面が出る。ん........?? 私の所有しているディスプレイはナナオのFlexScan L465である。接続前にアナログかデジタルかの識別を自動で行うのだが、その表示が出ない。しかし、起動画面は淡々と先へ進んだ。そして、画面が出るはずのところまで行ったにもかかわらず、ノーシグナルのメッセージが!! 結局そのまま画面は切断された。
 それからというもの、GBとディスプレイに関する探求をせざるを得なくなってしまった。結論は近況の方に書いているので、それを読んだ方はおわかりのことと思うが、今はその困難な道のりを思い出しながらこれを書いている。このトラブルは私のパソに対する知識をさらに高めてくれる、格好の先生となったのだ。それはまた次回に。
2002/08/15
 今回は、趣向を変え最新の状況を。今日からいよいよ夏季休暇である。昨日、仕事が終わってからここ数日考えていたことを実行に移すべく、ショップへむかったのである。何をやるかって? 今月分の小遣いを前借りして、HDDの増設だ。これで、内蔵HDDは4台目になる。はて? HDDってそんなに増設出来たっけって、半年前の私なら思うでしょうね。標準では2台を内蔵できるのだが、3台目はSCSI内蔵ボックスにIDEHDDを格納し5インチベイに取り付けた。何でまたそんな変てこなことをしたのか? これは錯誤から生まれたことだ。
 実を言うと、このSCSI内蔵ボックスは、てっきり外付けと思いこみ誤って購入してしまったものだ。使わないのもしゃくなので、これを内蔵させたんだが、いくらマッハSCSIだからといっても転送速度は40MB/sである。UltraATA100とは比べるべくもないではないか。そこで考えた。旧マシンに取り付けたが結局それほどパフォーマンスが改善されたとは思えず、またHDDのアクセスランプが暗くなってしまったのがいやで、はずしていたATAボード(カードともいうが、ノート増設用のカードと紛らわしいのでボードに統一する)があったので、これを取り付ければMB標準と同じ速度のHDDが手に入るではないか。こう思ったら矢も楯もたまらない。早速実行に移した。購入したのはIBMの80GBHDDだ。ボードの取り付けは、とくに問題もなく完了した。チップはCMD PCI-0649で販売はアスクである。メーカーは不明。このボードはおもしろいことに、ドライバとBIOSを換えることでRAIDが出来るようになるんだと。おもしろそうなんで探したが、見つからなかった。
 さて、取り付け後再起動すると画面に起動する様子が表示されるようになった。メーカー製と違い、私の場合電源オンでディスプレイの起動画面が表示され、ついでGBが表示される。次に主役のMBが登場し、最後に先日取り付けたSCSIボードが表示されていたが、この前に割り込んでATAボードが表示されるようになった。もちろんメーカー製でもこの動作をしているはずだが、私の旧マシンでは、メーカーロゴの後、BIOSのバージョンが現れるのみでこの間が何の変哲もなく非常に長くつまらない。次々に取り付けたボードが読み込まれていく様は、まさに準備していますよー、フリーズしてませんよーって言っているみたいでほほえましい。
 いよいよ、メインのHDDの取り付けだ。以前購入しておいたケーブルは、ボードをPCIスロットに取り付ける関係上やっと届くほどの長さしかなかった。これは誤算である。なぜか?? それは、ひとつのIDEチャンネルに取り付けられるものは2台となっている。実は、そこにあるものを取り付けることを想定していたからだ。これでは、2台目の機器に届かない。どうしようか?? ここで挫折はしていられないではないか......人間は考える葦だ。自分もしばらく葦になっていた。
2002/08/18
 ATAボードをよく見ると、SCSIボードと違いIDEチャンネルは二つあったことを思い出した。そうか、二つ目から別のケーブルで接続してみよう。しかし、ケーブルはあったかどうか。ガサゴソ......おーあったではないか。では、これを使用していよいよあるものを接続する実験を開始する。そのあるものとは.....?
 NewPCを購入してから、初期のころ使用していたCDRWドライブが2台ほとんど使用するチャンスがない。一応接続してはいるものの、電源が入っているのみの状態である。しかも1台はインターフェイスがUSB1.1であり、もはや使用価値が全くなくなっている。壊れているわけではないので、せめて読み込み速度32倍速を生かすためにケースから取り外し、もっと速いものに付け替えるのだ。どれと付け替えるかというと、もう1台のSCSI-2のものを取り外しこれに組み込む。するとSCSI-2の転送速度に変わるので読み込み速度32倍速になるはずである。そして、SCSI-2から取り外したものをIDEチャンネルへ取り付け内蔵ATAPIドライブとして使うのである。
 では、取り外しにかかるとしよう......ん??電源コネクターが堅くてはずれないではないか! また挫折か? と一瞬思ったが道具を使用し何とかはずれた。案の定2台とも通常のATAPIドライブである。しかも、SCSI-2の方はPLEXTOR製である。速度は12/10/32で今となっては遅いものとなったが、信頼度は抜群のドライブである。内蔵作業はあっさり終了し、PCも無事PLEXTORのドライブとして認識している。次にUSB1.1のドライブをSCSI-2へ取り付ける。これも無事終了した。このドライブはSCSIに接続したのでPLEXTORのとき表示されていたのと同じ、SCSIインターフェイスのメーカーであるMELCOのCRWS-SB1210と表示している。これからすると、SCSIの場合のPCの認識の仕方はインターフェイスのメーカー名で表示されるようだ。そういえば、SCSIに変換して取り付けたHDDも本来のメーカーであるSeagateではなく、MELCOで表示されている。ドライブ名も単なるディスクドライブとなっている。
 さて、問題はこのドライブをライティングソフトが認識するかどうかである。このドライブの利用価値は低速で書き込もうとするときに出てくることになる。最近のドライブは高速化しているため、低速をサポートしていないものが多い。書き込み品質を高めたいときには出来れば等速がいいのだ。で、USB1.1は2、4倍速をサポート、PLEXTORは等速をサポートしているのだ。うまくいけば、書き込み環境にほぼすべての速度が備わることになる。
 とりあえず2000にインストールしているB's Recorder Goldで見てみると......CRWS-SB1210は認識されていない。これで、XPにインストールしているWinCDRでも認識されなければ、この試みは失敗に終わることになる。しかしUSB1.1のときは認識されていたし、SCSI-2のときのPLEXTORが認識されていたのだから、されないはずはない。ところが、XPを起動しWinCDRを見てみると認識されていないのだ! なぜだ! なぜなんだぁーという声にならない悲鳴が......