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オールディーズに定義を設けることは、今となってはあまり意味がなくなりました。新しいものとして私が好きだった'80〜'85頃の曲も、今では人によってはオールディーズになることでしょう。また、それ以外のものにもいえることです。
しかし、それでは私が目指しているサイトの意味がなくなってしまいますので、かつてBack To The Rock誌を発行していた頃、目安としていたものについて説明することにします。 それは、Back To The Rock誌を発行するまでの間に行われた、オールディーズの人気投票の結果が、当時のオールディーズ・ファンにとって納得がいくものとなるように設けたものでした。 その頃、ビートルズやローリング・ストーンズはオールディーズとは認めないと思うファンが大半を占めていました。そこで、次のような人気投票の制限を設け、それがすなわちオールディーズの定義として定着していったのでした。日本において、社会的にオールディーズが市民権を得る遙か以前のことです。 #1 ビートルズがアメリカで人気を獲得した'64より前にアメリカでリリースされた、又はヒットした曲であること。 #2 '64以降は、アメリカのアーティストがリリースし、又はヒットさせた曲であること。 #3 ビートルズ等マージービート系アーティスト以外で、'63までに日本以外でリリースし、又はヒットした曲を持つアーティストであること。 #4 最終年は、'67までにリリースされた曲であること。 以上の条件は、ビートルズがアメリカで人気を獲得した'64を起点としており、単純に登場以前と登場以後に分岐させてはいません。なぜなら、彼等の登場はイギリスやヨーロッパでは'63以前のことであり、イギリスでは既にヒット曲を出していたからです。また、彼等自身オールディーズを多数カバーしていましたから、一般的にいわれる'64を分岐とすることはできませんでした。 アメリカ以外のアーティストでも、'63までは十分にオールディーズとしての価値がありましたから、除いてしまうわけにいきません。その代表がCliff Richardです。その他、カナダやオーストリアなどの英語圏のアーティストも、アメリカやイギリスへ進出しヒットを出したりしていましたから、それらまで制限するつもりはありませんでした。 最終年を'67としたのは、どう聴いても古いサウンドにしか思えない曲が、この年にヒットしていたからです。この曲をはずす訳にはいかず、また、'68以降に大ヒットした曲には、古いサウンドの曲は、知る限りでは1曲もありませんでしたので、この年を最終年としたのです。その曲は、Jerry JayeのMy Girl Josephineでした。バックのギターがまるでChuck Berryの古い頃の音で、とても'67にヒットした曲だとは今でも思えません。 '67の12月には、The FireballsのBottle Of Wineとか、The Human BeinzのNobody But Meなど、いい曲がBillboard Hot 100に初登場しており、これらも受け入れることにしたのです。
(2004/08/17)
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