Surfin' & Hot Rod Music

サウンドは再生できません <BR> <A HREF="./Surfin'_HotRod">もどる</A>
2002/11/25 Memories〜Back To The Rock
 私が最も得意としているOLDIESは、Surfin' & Hot Rod Music (以下、S & H) である。今をさかのぼること30年ほど前、私は友人とOLDIES MAGAZINEを発行していた。誌名は「BACK TO THE ROCK」という。第1号は当時の編集メンバー (私を含み3人) のうち、私をのぞく2人で自己資金を出し合って創刊された。私は貧乏だったので、資金は出せず記事を提供したのみであった。
 しかし、編集内容の意見の食い違いなどから1人が脱落し、その後は結局私と残った1人の友人と共に、2号からは資金も出し実質的な編集長兼ライターとして参加、2号までは「MEMORIES」の名で、3号から前述の通りの誌名へ変更し、12/13の合併号まで発行した。
 その後、私は結婚し余裕がなくなったため引退し、友人はレコード店を経営、PRを兼ねた別の雑誌を発行していくこととなる。それまではあくまでも趣味の範囲で編集していたが、商売となると好きでもないジャンルも書かなくてはならず、その友人の雑誌にはいっさい投稿はしなかった。この辺は、編集方針に関するトラブルであったといえるかもしれない。
 当時日本でS & Hに関して、私は第一人者であった。知識や資料の収集、熱中度からみて私の右に出るものはいなかった。というよりも、そもそも興味を持っている者はごくわずかだったから当然といえば当然だった。
 結婚後は、貧乏なためその日暮らしを強いられ、レコード収集どころではなく数年間はなかなか趣味に戻ることもできなかった。友人ともだんだん縁遠くなっていった。
 それまで収集したレコードは、シングル・LPの合計で最高の時は3千枚(当然ながらアナログ・レコードである)までいったが、生活費に充てるため、その宝を処分しては生活せざるを得ない状況がしばらく続いた。
 子供もでき、ほとんど趣味らしい趣味に時間を割く余裕もなしに、時間はどんどん過ぎ去っていった。好きなOLDIESもすっかり忘れかけていた頃、CDが発売されたことによって、それまで眠っていたOLDIESに対する情熱が再燃されることになる。
(以下、次号)

2004/07/14 夏だ!! Surfin' Musicの季節到来!!
 この項を起こしてから、もう2年近くになるんですねぇ。冒頭に最も得意としていると宣言しながら、他のものより最も更新が遅れるようになろうとは、このサイトを始めた頃考えても見ませんでしたね。
 さて、CDによってOLDIESに対する情熱が再燃され、その後数々のレアな音源が入手できるようになり、それまでの謎とされていた部分も次々と明らかにされてきました。ただ、当時私が独自理論で構成したものを覆すような事実は、現れることはありませんでした。
 S & Hに関して最も優れた資料といえば、自らもJon & The NightridersとしてプレイしていたJohn BlairThe Illustrated Discography Of Surf Musicでしょう。これには、彼独特の理論に基づいて分類されたものがまとめ上げられていました。
 彼の分類の方法は、それまで私が確立していたものとそれほど大差はありませんでした。ただ一つ欠点があり、それはHot Rodに関するものを一切排斥していたことでした。これはどう考えても片手落ちとしか思えませんでした。
 そのため、自分なりにはRecord Price Guideから、それらしきものを感でピックアップし、これに彼のデータを織り交ぜながら、完全に近い位のDiscographyを作成することが、私の夢でもありました。
 しかし、現在のようにPCが普及し、データベースの管理が簡単にできるような時代ではありませんでしたから、データの整理は総て紙で行うことになります。これはシンドいですよ。よっぽどヒマな学生さんでもなければとてもやってけるものじゃなかったのです。
 下地になるデータだけはそろっていながら、新しくリリースされるCDのデータによってドンドンその量が増加していき、とても整理しきれなくなってしまい、現在に至ってしまいました。もう、それらを整理するには年を取りすぎました。気力も情熱も消えかかっているところを、かろうじてこのサイトの読者から励まされ、何とか細々と燃えさせているといった状態ですので、今後の更新にあまり期待はしないで見守っていてください。

 S & HのVocal分野における元祖は、The Beach Boysであり、Inst.分野においては諸説あるも、やはりDick Daleであると言わざるを得ません。これは、かつてBack To The Rock誌に連載していたLong Live Surfin' & Hot Rodに既に書いたことで、このことは何年経過しても未だに覆されるようなことはありませんので、定説として間違いないと思っています。
 そうすると、この二組のアーティストを中心にして、関連を調べることで数珠繋ぎにいろいろな事実が明らかになってくるのです。それは輪の様なものです。ただ、VocalとInst.は少々ずれが生じているようです。
 もともと、Rock'n Rollが発展していく中での流れの一つですが、源流がどうもこの二つには相違があるようなのです。

 以上、意を決して、このページの更新のほんのさわりを書き始めてみました。次回は、近日中にこの二つの相違について、書いてみたいと思います。

2004/07/16 夏だ!! Surfin' Musicの季節到来!! (2)
 Vocal分野におけるS & Hのスタイルは、The Beach Boysが確立し、アーティストとしては、Jan & Dean, The Rip Chords, The Hondells, Ronny & The Daytonas, The Fantastic Baggys, etc. が大ヒットを放ったり、あるいは話題になったりして、その地位を築き上げたものです。
 また、良質のものは一部を除き、ほとんどこれらのアーティストに限られており、関連も現在ではかなりの程度まで判明してきています。レコーディングに関しては、バックの演奏プレーヤーも実力派のスタジオ・ミュージシャンがかり集められ行われており、その関連からも面白い事実が浮かび上がってきます。最も活躍したのは、ドラマーのHal Blaineでしょうかね。
 しかし、Inst.分野においてはDuane Eddyあたりを筆頭に、そのサウンド分析が必要となってきます。ご存じのように、彼はロック・インストルメンタルにおける草分け的なアーティストであり、バックをつとめたThe Rebelsのメンバーが後にS & Hに重要な役割を果たすことになります。
 Rock'n Rollにおけるバンド形式は、Vocalでは古くはロカビリーにおける最少構成の、リードギター(サイドも兼ねる)、ウッドベースの二つにヴォーカルのトリオが主流でした。Inst.分野においては、Jazzバンドのコンボ形式を採り、最も古いバンドの一つであるBill Haley & The Cometsは、リードギター、サイドギター、ウッドベース、ドラムス、テナーサックスの他、スティールギター、アコーディオンまで取り入れておりました。ギターは初期においてはアコースティックのときもありましたが、セミアコースティックが多かったようです。
 この構成から、徐々にリードギター、サイドギター、エレクトリックベース、ドラムス、テナーサックスの5本立て構成に変化して行き、Red River Rockの大ヒットを放ったJohnny & The Hurricanesはキーボードをプラスしリードとサイドを兼用とした構成になります。つまり、楽器の構成から必然的にコンボ・バンドは、4人ないし5人組のメンバー構成が確立していきます。
 当初は、ギター・デュエットといわれたThe Venturesも、正式メンバーはリードとサイド (後にリズム・ギターとも呼ばれる) の二人に、エレクトリックベースとドラムスを追加した4人構成で、これがほぼ後のロック・インストルメンタル・バンドの標準構成になって行きます。
 さらに重要なのは、Ritchie ValensEddie Cochranが、S & Hインストの原型になるようなものをレコーディングしていたことです。Rock'n Roll創生期にはロカビリーの系譜を踏襲していたものの、徐々に洗練されたホントの意味でのRock'n Roll形式が確立したのは、サウンド的には'58のことです。この頃から'60にかけての流れが、S & Hインストを産み出す基礎になっていたようです。
 (続く)

2004/08/06 夏だ!! Surfin' Musicの季節到来!! (3)
 しかし、このサブタイトルもうかうかしていると使えなくなるね。もう、前回から半月以上も経過してしまいました。というのも、レコードからのWAVファイル作成などで忙しかったもので。使えるうちに更新といきましょうか。
 前回は、S & Hの基礎みたいなことを書きましたが、今日は気分転換に別のことを書きます。私が大好きなS & HインストにThe SurfarisMurphy The Surfieという曲があります。オリジナルは、オーストラリアのRock'n Roll & インスト・グループであるThe Joy Boysで、メンバーのNorman Dayが書いた曲です。
 オーストラリアといえば、他にThe AtlanticsというS & Hインスト・グループがいて、日本でもかなりのレコードが紹介されておりました。これら二つのグループに共通するのは、サウンド的にヨーロッパ系の音を出していたということです。そのため、Murphy The Surfieは題材も含めて純粋なS & Hインストといえるのですが、アメリカ系のソリッドな音ではないので、S & Hの味付けは薄くなります。
 ところで、オーストラリアのしかも世界的には無名の曲をなぜThe Surfarisがプレイしたのかというと、The Beach Boysと一緒にツアーを行った際に、現地で発見したものとされているようです。彼等はこの曲をお気に入りのようで、LP Fun City U.S.A.に収録されていますが、ミックスをし直しDale Smallinの奇声や効果音をプラスしてシングル盤もリリースしています。  このシングル盤は、日本でもリリースされましたがプレスミスのため音質がもの凄く悪くて、聴くに堪えないものでした。オリジナルU.S.A.シングル盤を入手してやっとその良さを認識することができたのでした。
 このところのWAVファイル化の際に、LP Fun City U.S.A.のモノラルU.S.A.LP盤が見つかったので、エンコードしてようやくオリジナルU.S.A.シングル盤との違いを、じっくりと検証することができました。
 LP盤にはDale Smallinの奇声などは入っていませんが、音そのものの違いから、果たしてテイク違いなのかを検証してみたのです。結果として、テイクは同じものの、ミックスダウンの時シングル盤の方はサックスが前に出てくるようになったため、聴いたときの印象がずいぶんと違ったものになったということでした。
 結局、バージョン違いということは、いえるようです。また、CD化されたものは一部を除いて全てステレオ盤なので、モノLPとも音は異なっています。
 モノラルとステレオの問題については、いずれ書く機会があるものと思います。
 さて、次回も同じサブタイトルが使えるのでしょうか?

2004/08/25 夏だ!! Surfin' Musicの季節到来!! (4)
 毎年のように暑い夏だなあと思っていても、お盆をすぎる頃になるとさすがに涼しくなってくるのですが、このところ異常とも思える低温は何なんでしょう? 地球温暖化への抵抗なんでしょうか?
 さて、今日は結構暑いので、同じサブタイトルを使うのも今年最後かなと思われます。もちろん、このコーナーが終わるわけではないのでご安心のほどを。
 S & Hにもいろいろなスタイルの曲があり、荒々しい波を表現するとすれば激しい曲調となります。Dick Daleの大半がそんな感じです。激しいのももちろん大好きですが、ふとスローなものも聴いてみたくなります。
 スローでのんびりした感じのS & Hの代表作はといえば、The Mar-Kets (後にThe Marketts) のSurfer's Stompでしょうね。もっとも、のんびりしすぎで、あんまり好きじゃないですけどね。
 これと同じような路線を行くのが、The SentinalsSunset Beachで、この曲は大好きです。見事にタイトルのイメージを表現しています。彼等は、The SentinelsThe Sentinal Sixなどとも名乗ったりして、全国的なヒット曲こそないものの、地方ではかなり人気があったらしく、'61頃から'63頃までの間に、かなりのマイナー・レーベルから45'sをリリースしています。
 その中でも比較的メジャーなEraレーベルからリリースされたLatin'ia (オリジナルはWCEBという超マイナー・レーベル) やDel-FiレーベルからリリースされたSunset Beachが有名です。Del-FiからはLPも1枚出ています。 残念ながら、他にあまりいい曲がなく、ほとんどこの2曲がオムニバスLPなどで紹介されるのみのようです。
 もう1曲、オーストラリアのThe AtlanticsAdventures In Paradiseが、南洋ムードいっぱいの癒し系S & Hインストなのです。この曲だけか、彼等のものとしてはドラムスが非常に締まった感じの音になっていて、アメリカ系のインストとはひと味違った音造りになっています。
 さて、次回のサブタイトルは何にしましょうかね?

2004/10/10 地震だ!!台風だ!! Surfin' Waveの季節到来!!
 地震 (津波)、台風では、海で大きな波が発生します。津波は Tidal Wave といい、同名の曲やグループがあります。また、津波に関する研究は日本が世界一とのことで、Tsunami でも英語で通用します。同名の曲もあるほどです。
 台風はTyphoonとして、その他Cyclone, Monsoonも大波を発生させ、それに乗るのが Surfer 達のあこがれであり、やはり同名の曲やグループがあります。地震は Earthquake で、The Nobles のが有名、The Surfaris もカバーしており、名曲のひとつです。
 もっとも、これらの行為は非常に危険なもので、まさに命がけどころか、命を落とした者も数多いのでしょう。所謂、若者の無鉄砲さを現したものといえます。いつの時代も若者は無鉄砲なものであり、そのパワーがひつの文化を生み出してきました。それが、Rock'n Roll であり、Surfin' Music であるといえます。
 それぞれの意味は各種ありますが、おおよそ次のとおりのようです。
 Typhoon-太平洋で発生した熱帯性低気圧のこと。
 Cyclone-インド洋で発生した熱帯性低気圧のこと。
 Monsoon-大陸性低気圧や季節風、海陸風のこと。
 これらを題材とした曲は、一例として次のものがあります。
 Paul Johnson-Tsunami ( Surf Crazy Original Surfin' Hits )
 Dick Dale & The Del-Tones-Tidal Wave ( LP Summer Surf )
 Chantays-Monsoon ( 45 rpm )
 Trashmen-Cyclone ( 45 rpm )
 発生すると嫌な自然現象ですが、それすらも取り込んでしまう、Surfin' Music にあらためて乾杯!!
 では、これらの曲をお持ちの方は、もう一度聴いてみてそのパワーを頂くことにしましょうか。

2004/10/23 地震だ!!台風だ!! Surfin' Waveの季節到来!! (2)
 先日、サーフ・ルートとして有名な国道134号線を車で走りました。サーフィン・スポットとしては茅ヶ崎の方が有名かもしれませんが、それは、江ノ島の先の方で、走ったのはその手前の葉山〜逗子〜江ノ島のコースです。江ノ島までは、片側1車線の狭い道路です。
 このうち逗子の辺りがサーフィン・スポットで、数多くのサーファー達が、沖へ出て波を待っていました。その数たるや相当なもので、皆真っ黒なサーフ・スーツに身を固めているせいか、一瞬カラスの大群かと思ってしまい、この瞬間アルフレッド・ヒッチコックの映画「鳥」を想い出しました。
 この辺りの波は、いつも比較的穏やかなので、ひょっとしてサーフィン初心者のスポットかもしれませんね。
 以前、若い頃茨城県の水戸海岸で、ビニール製のビーチ・マットでサーフィンをしたことがあります。この辺りは太平洋の波がもろにやってくるので、結構波が大きいんですよね。マットで起きへ出て、うねりの大きい波を待ちます。そして、波頭が砕け始めた波にうまく乗ると、そのままトップに載せられたまま海岸まで凄い速さで運ばれるのでした。
 かなり、面白かったですよ。波の高さは2〜3m位だったでしょうか? もちろん、あんまり高いと遊泳禁止になって、本場のサーフィンみたいなまねはできませんけどもね。
 今月は、台風が2度も上陸するという、半世紀ぶりの状況で、何やら異常気象の香りがそこはかとなくしますね。TVのニュースで、その様子は見られましたが、サーフィンをやろうとする者はいないようでした。
 サーフィン映画などでは、10m級のとてつもない波に乗るシーンがありますが、危険だとしても禁止までしていないのでしょうか?
 今この記事を書きながら聴いているのは、The CatalinasBeach Walkin' です。Bruce Johnston のピアノの音が心地よい、スローな Surfin' Music の傑作のひとつです。サウンド的には The Mar-KetsBalboa Blue にソックリなフィーリングの曲です。
 さて、次回はもう台風は終わっている頃で、ひょっとしたら雪が降るかも? そうなると、Snow Surfin' ということになるのですが......。

2004/12/29 雪だ!! Snow Surfin'の季節到来!!
 今日は朝から大粒の雪が降っています。大粒の雪は積もることがないのですが、年末の休みに入ったとたんですから、不思議な感じがします。
 ところで、S & H Musicの形態にも SkiやBobsled(Bobsleigh)などをテーマにしたジャンルがあります。その中でもお気に入りは、Danny & The Juniors が'64にMercuryレーベルからリリースした、現役としては最後の45'sである "Let's Go Ski-ing" で、かつての "At The Hop" を彷彿とさせる素晴らしい出来映えとなっています。
 その他では、"Apache '65" のヒットで知られる The ArrowsDavie Allan が、自らのネームで'63に発表した "War Path" のセッションにいくつか加えてMercuryレーベルの廉価レーベルWingからリリースしたのが The Buddies (1枚目はThe Buddies & The Compacts)のLPで、この中にヴォーカル物として入っていた "Ski City U.S.A." なんかもなかなかいいのです。
 また、Bruce Johnston が別名の Bob Sled & The Toboggans で出した45'sが、これらをテーマにしていました。このグループ名のBob Sledは、当然にBobsled(ボブスレー)をもじったもの、Tobogganはそれに使用する平底のソリのことです。これは'66にCameoレーベルから出たもので、"Here We Go ( The Surfer Boys Are Going Skiing)" というものでした。
 もう1曲、"I Live For The Sun" のヒットで知られるようになった The Sunrays が無名時代に The Snowmen のグループ名で出していたのが、"Ski Storm" というインスト・ナンバーで、Challengeレーベルから'63にリリースされていました。このグループが土台となって、後に Rick Henn をヴォーカリストに迎え、Capitolレーベルの子会社Towerレーベルから、Hot Rodナンバーの "Outa Gas" を出し、"I Live For The Sun"のヒットにつながっていくことになるのです。
 最後になりますが、Mercuryレーベルから出ていたLP "The Glaciers" やWarner Bros.レーベルから出ていたLP "The Avalanches" なんかもSkiをテーマにしていました。このグループは、S & H等当時のWest Coast Soundに関わりの深いスタジオ・ミュージシャンが寄せ集まって製作されたものですが、プロデューサーが良くないためか、いずれもS & Hとしては最悪の出来で、実に残念なものでした。演奏が上手いだけで、曲の出来が良くなかったのです。

2005/09/15 あれよ、あれよという間に
 前回Skiをテーマにしたものを書きましたが、何せ冬の間はどういう訳か、大好きな S & H といえど、今一聴く機会が減ります。比較的長い冬は大人しくして、春から夏にかけて盛り上がりを見せるのが S & H なのですが、春先に体調を崩してしまい、その波に乗れないまま、あれよ、あれよという間に今年の夏は過ぎ去ろうとしています。
 今日(この記事を書いているのは14日)はその夏の最後の猛暑とでも言うような暑さでしたねぇ。そこで、その最後を飾ろうというか、今日でなければいけないと思い、更新としました。題材は、ハリケーンです......ん? つい先日アメリカで大暴れしたじゃないですか!!
 ていうか、昨年台風をテーマにしたとき、ついうっかり Hurricane のことを忘れていたことを思い出したのです。ハリケーンとは、東太平洋、大西洋で発生する熱帯性低気圧のことで、なぜか日本のタイフーンよりもカッコイイんですね。それはやはり、あの Johnny & The Hurricanes を思い出すからなのでしょうか?
 彼等は残念ながら、S & H スタイルの作品は残していません。リーダーの Johnny Paris が Saxphonist ですから、エレキ・ギターが主体の S & H には向いていなかったのでしょうか? 一応それっぽいタイトルの曲としては、Bigtop レーベル最後の45's である、Rough Road 辺りを無理矢理仲間に入れてはいますけどね。
 ところで不思議なことに、Cyclone や Monsoon は作品として残っているのに、アメリカで最も有名な Hurricane がタイトルの S & H は皆無に近いようなのですね。先日の "カトリーナ"は甚大な被害をもたらしましたが、その強さたるや、気圧が902hPa、最大風速80m/sといいますから、日本の台風の比じゃない物凄さです。
 もしかして、さわらぬ神に祟り無しとでも? 下手にテーマになんかすると恐ろしいとか? まあ、こんな発想は、言霊思考の日本人だけが考えることですから、そんなことはないと思いますが......。
 かつて沖縄の久米島に旅行したとき、運悪く台風の直撃を受け、その強さは935hPa60m/sで、生きた心地はしませんでしたから、これを遙かに凌いでいるカトリーナは、名前とは裏腹に、まさに地獄だったことでしょう。それにしても、アメリカは船にもそうですが、なぜ女性の名前を付けるんですかね。現在新たに発生したものは、オフィーリアだと言いますから、どうなってんでしょうね。
 同じ名前の人が、肩身の狭い思いをするんじゃないですか? それとも、アメリカという国はこんなことでも名誉だとでも思っているんですかね? だとしたら、一言「変な国だ」。言霊思考の日本人も、世界的にみると変な人種ですが、アメリカ人も相当変な人種かもしれませんよ。
 さて、OLDIESの基本ページはBGMが聴けるようにしています。PCの音量を切るか、絞って使っている方は、一度ボリュームをアップさせてみてください。このページで現在流れているのは、以前紹介した、The SentinalsSunset Beach です。たまに聴くと、実にイイ曲だと思いますよ。それでは、またの機会に。

2006/07/15 これではいけない!!
 というわけで、サイトの記事を再読してみると、何とこのページは昨年1回しか更新していませんでしたね。それもこれも、昨年は逆流性食道炎というトレンディ(?)な病気に罹ってしまったからと、ネタの大半がブログの方へ行ってしまったからなのですね。
 ブログのいいところは最大限に活用して、また、OLDIES専用まで設けて何とかこのサイトの目的は果たしていると思っていますが、やはり本命はブログではなくサイトでなくてはなりません。
 季節はというと、まだ梅雨明けはしていないのに、気温はこのところぐんぐん上昇し、30度を超えるようになりました。そうなると、やはり聴きたくなるのが、S & Hということになるのです。しかも、明日から3連休ということで、久しぶりでこのページを更新してみようと思い立った訳です。
 さて、本日のネタはというと、ブログの方にも書いていますが、現在レコード整理などをしていて、音源のWAVファイル化を推進しています。私も、OLDIESコレクターとしてはそろそろ晩年を迎えつつありますので、せめて音源をレコードから録ったWAVファイルをコレクションにするべく、日夜努力しているところです。その中で、やはりこれはというのは、Dick Daleということになります。
 彼のインストにおける素晴らしさは、いまさら言うまでもありませんが、LPを聴くと意外にヴォーカルもやってるんですね。元々はロカビリー系のRock'n Rollをやっていたので昔の彼を知っているならば、それほど違和感を感じないのでしょうが、一連のインストから彼を知った人は、著しい違和感を感じざるを得ません。それほど、曲のイメージがインストとヴォーカルでは天地ほどの差があるんですね。しかも、CapitolのLPでのヴォーカルは全然良くないんです。彼独自のギターがほとんど入ってないし、歌が下手なわけでもないのに、S & Hのイメージにそぐわない声質と唱法は、完全に失望させられます。
 しかし、シングルでは結構いいものもあるんですね。その代表が、映画「Beach Party」に出演して歌った、Surfin' And A-Swingin' ( Roger Christian-Gary Usher )Secret Surfin' Spot ( Roger Christian-Gary Usher )の2曲なんです。2曲とも、間奏で彼のサーフ・ギターが炸裂します。曲自体の出来もよく、シングル化されましたが、何故か全国ヒットに到っていません。
 そしてもう1枚、Capitolのかなり後期に発表された、Who Can He Be ( Doug Salmanca )Dionスタイルのヴォーカルで、なかなか出来の良いポップになっています。この曲は一説によると、当初はDionのために作られたのだそうです。真偽の程はさておき、なるほどさもありなんというスタイルになっていて、思わずエッということ請け合いの曲なんですね。いずれも、日本では未発売で、どういう訳かLPやCDには収録されていませんので、聴くためにはシングル盤を入手するしか方法はありません。
 ところで、これまでどうしてもモノ音源が入手できなかったLP "Summer Surf"ですが、友人宇賀田君の協力で首尾良く入手できました。音としては、この後発表された擬似ライブのLP程ではありませんが、サーフ・ギターとして完成された音を出しています。なによりも、Banzai Washoutのモノ音源は超貴重です。
 先日、Youtubeで見たビデオなどによれば、13歳のジュニアが彼の後継者になれそうだという情報がありました。実現するといいですね。